親の介護をしていると、自分の時間が全く取れずイライラしてしまいます。
友人とのランチも行けなかったりして、全て親のせいにしてしまうのです。
何度も同じことを聞いてきたリ、同じ話をずっとしていたりするのも毎日となると嫌になってくるのです。
オムツの交換など、自分の寝る時間も無くなり睡眠不足もイライラの原因になっています。
簡単な動作も難しくなってくると、食事をしたりベッドから起き上がるにも時間がかかってしまいます。
自分の心が狭いのかと自己嫌悪に陥ってしまう人も多くいます。
どんなに一生懸命介護をしていても症状の進行を止めることはできません。
どうしても、足は弱り悪化していくのです。
自分の親でも、目の前で今までできたことができなくなっていく姿を見るのは辛いことです。
何もすることができない無力感もイライラの原因になっています。
旦那の親の場合もそうですが、仕事が忙しくて介護にタッチしてくれない旦那なら余計に嫌になってしまうでしょう。
なぜ自分が、旦那の親を見ないといけないんだろうと考えたりして心身ともに疲れてきてしまいます。
親の介護をしていて、イライラしない人はいません。
イライラするのは当然のことなんだと割り切るようにして、介護をしていくようにしましょう。
介護をしている中で、暴言を吐かれたり迷惑をかけられることもあります。
自分の怒りが噴き出してしまう前に、その場を離れて他のことをするようにしましょう。
冷静な気持ちで接していかないと、自分も同じように暴言を吐いてしまったりして後から後悔してしまうこともあります。
ストレス解消をする為に、自分で好きなことを見つけるのも大事です。
親の介護で一日が終わってしまったということがないように、今日はここを掃除しようとか友人に手紙を書いてみようとか何か目標を持つことです。
兄弟など誰かに見ててもらうことができるなら、外に出てショッピングに行くのも気分転換になります。
月に1日くらいは、親の介護から離れる時間を作るようにしましょう。
協力してくれる人がいれば、もっと増やして自分のリフレッシュできる時間を作ることです。
介護サービスのデイケアや介護ヘルパーさん、ショートステイを利用してゆっくりと身体を休める時間も大事です。
出掛けるのが疲れてしまうという人は、空いた時間に睡眠をとるようにしましょう。
誰かに自分の今の気持ちを聞いてもらうことで、心の重荷が軽くなりスッキリとしてまた介護することができます。
介護経験のある友人や、カウンセリングの専門家などアドバイスをしてくれる人が良いでしょう。
自分自身が健康でないと、親の介護もできなくなってしまいます。
少しでも具合が悪いところがあったら、治療を受けるようにして心身の健康を保っていきましょう。
心身の過労がイライラしてしまう心を生み出してしまうのです。
肉体的にも精神的にもストレスを溜めないようにして、親の介護と向き合っていきましょう。