父親や母親、祖父母、兄弟姉妹、私たちのまわりにいる親族は、いつ介護のお世話になるかまったくわかりません。
何らかの兆候があればまだよいのですが、予期せず突然に要介護状態に陥るということもあり得ます。
介護施設に入ったほうがよさそうだと回りにいる私たちがいくら思っても介護施設の選び方には一定の決められたルールがあります。
まずは居住地を管轄する市町村窓口に出向き介護認定の申請手続きを行うことが必要です。
そのうえで施設入所をサポートしてくれるケアマネジャーさんを探し具体的な要望等を伝えていくことになります。
そのケアマネージャーさんを市町村役場で紹介してくれることもあります。
ケアマネージャーさんが決まりましたら具体的なケアプランを立てていくことになりますが初期の入居費用や毎月かかってくる費用、介護を受ける当の本人の意向等も尊重しながら入居できる施設を探していくことになります。
ここからが実は大変です。
良さそうな施設を紹介されても満床だったり経済的条件と折り合わなかったり、施設そのものと本人との相性が合わなかったり、様々な理由がありますが入居できる施設はそう簡単には見つからないものです。
ケアマネジャーさんの個人的ルートを頼ってもやはり限界はあるもの。
ここは粘り強くインターネット検索にて良さそうな施設を探しだしていきたいものです。
介護施設にももちろん良し悪しはあります。
一般的に経営内容がよくトラブルが少ない施設はホームページの内容も充実していると思います。
ホームページに使われている写真が見た目も美しくなくセンスの良さが感じられない、更新がまったくされていない等のホームページであれば、その介護施設は経営的にも要注意といえます。
介護施設を探すうえでは一括して探し出してくれる検索サイトもあります。
良さそうな施設が見つかったら施設個別のホームページがあるかどうか、ほかの施設と比べ良い点、悪い点はどこか自己流であっても徹底的にリサーチしたうえでケアマネジャーさんとも相談のうえ入居申し込みの手続きをとっていけばよいと考えます。