兄弟不仲の場合の親の介護は

家族にもいろいろな形があります。

 

全員がとても仲のいい家族、また、家族間で不仲な場合などもあります。

 

そのため、親が高齢になり介護が必要になった場合に、家族の仲がよければみんなで協力しあい、介護をすることで、それぞれの負担が減ることになりますが、兄弟不仲などの場合には、お互いが協力せずに、まともな親の介護ができないという状況にもなりかねません。

 

兄弟不仲などの場合には、どこに原因があるかを考え、できるだけその不仲の状態を解決しておく必要があります。

 

家族内での問題なので、解決できるような問題、また解決不可能な問題もあります。

 

状況次第ですが、できるだけ、兄弟の仲がよくなるようにしておくことが重要です。

 

そのためには、親が自分の介護の状況になるまえに、ある程度兄弟を説得するなり、仲を取り持つというのも必要です。

 

自分の介護をしてもらう時点で自分の子ども達が対立しあい、協力しない状況をみるのは嫌なものです。

 

また、兄弟がお互いに対立しあい、どうしても介護が成り立たない場合の時には、親を施設に入れることを考える必要があります。

 

兄弟の仲が悪いからといって、まともに親の介護ができないという状況ではいけません。

 

その場合には、施設に入れるという選択肢を選ぶことも重要です。

 

自分達を育ててくれた親に対して、しっかりと面倒を見る、介護をするということはとても大切です。

 

しかし、生活の状況や、自分達の仕事の状況、そして兄弟が協力しあえないような不仲の状態においては、まともに親の介護ができるとは限りません。

 

そのため、いろいろと状況を考慮して、無理な状態ならば、施設に入れるということもまた必要なことでもあります。

 

ですが、できれば、そのような結果にならないように、兄弟が協力しあい、親の介護をサポートすることが理想的ではあります。

 

また、兄弟が協力したとしても、介護というのはそれなりに大変です。

 

自分達だけでは厳しいという場合には、親戚などともいろいろと相談し、サポートしてもらうということもある程度考えておきましょう。

 

高齢者の介護というのは、みな同じ状況とは限りません。

 

認知症などになれば、介護の負担は精神面においても増えることがあります。

 

人によって状況は違うため、介護をすることが厳しい場合には、周囲にも協力をお願いするということも必要なこともあります。

 

また、自宅での介護をする場合には、ホームヘルパーなどを利用するということもある程度必要なこともあります。

 

仕事をしている場合には、自分達では親の介護をしきれないという部分を補ってもらうためにも、ホームヘルパーを利用してみるということも、ある程度考慮しておきましょう。

 

親の介護では、どの程度の負担がかかるかは、実際の状況になってみないとわからないことも多いため、できるだけ兄弟、家族、そして親戚などさまざまな人達の協力で支えあうということが大切です。

 

介護の状況になる前に親も含めて、いろいろと話し合いをしておきましょう。

 

 

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親の介護は老人ホームを利用する

 

 

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