親の介護で同居することになったら

親の介護に伴って、同居するという選択をする家族は増えています。

 

一人で実家に残しておくのは心配だったり、遠方のため介護に通うことができないとなると同居を考えなくてはなりません。

 

介護をする為に家を建てる人は少ないので、急に親の介護をすることになり家族も大変に感じてしまうのです。

 

仕事をしていたら親の介護の為に、パートを辞めて24時間介護をしなければなりません。

 

今までの日常が全て変わってしまうのですから、心身共にストレスが溜まるのは当然のことです。

 

同居となると、気を使うことも多くあります。

 

一人で抱え込まずに、家族や身近な人に相談をするようにしましょう。

 

この介護がいつまで続くのだろう、不安な気持ちの中での生活は心も落ち込み人と会うのも辛くなってしまいます。

 

デイサービスの利用も考えながら、自分だけでやろうとしないで周りの助けを借りることも大事です。

 

介護が必要な親にしても、部屋に閉じこもってしまっては余計に人と会うことが嫌いになってしまいます。

 

引きこもりにならない為にも、デイサービスやショートステイを利用したり外とのつながりを持っておく方が良いでしょう。

 

 

少しの時間、介護から離れるというのも大事になってきます。

 

24時間介護についていると、心が張り詰めてしまい自分自身が倒れて潰れてしまいます。

 

長期戦に備えて、ゆっくりと穏やかな気持ちで介護をしていくのです。

 

自分がイライラしていると、相手にもその心は伝わってしまいます。

 

お互いが気持ちよくいる為にも、一日のスタートを元気よく始めることが一番です。

 

同居して、気持ちが休まる時間も減り睡眠不足にもなるとイライラすることが増えてしまいます。

 

頑張りすぎない介護を心がけていき、深呼吸をして心を落ち着かせていろんな事に取り掛かるようにしましょう。

 

こんなに大変なのに、誰も助けてくれないと悲観的な考えも出てきます。

 

同じ空間にずっといると、つい本音で言ってしまったり態度がそっけなくなってしまいます。

 

家族でも、一人の人間として大事に接していくようにしましょう。

 

嫌なことを言われたり暴言を吐かれたりするのは辛いことです。

 

グッとこらえて、そのストレスは他で発散をするようにしましょう。

 

介護されている側からすると、今までできたことができなくなり思うように動けない気持ちをぶつける場所が他にはないのです。

 

体力も落ちてきて、これからできない動作がもっと増えてきてしまいます。

 

介護する側もされる側も、気持ちよく過ごせるように感謝する心を忘れないようにしましょう。

 

ありがとうと言えば、相手も同じ気持ちになります。

 

難しく考えずに、自分から感謝の言葉をいつもよりも多く言うようにしてみましょう。

 

辛かったことも、スーッと気持ちが楽になるくらいスッキリとするはずです。

 

親の介護で同居することになっても、頑張りすぎずに一つ一つ乗り越えていきましょう。

 

できなくて当たり前と思うようにすると、親の介護している意味が理解できてきます。

 

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