私はエンジニアの仕事をしていましたが、母方の祖母の介護が必要となり家族の介護を家族総出で介護をしています。
その際、大変であったことはやはり、みなさん経験があるかもしれないのですが入浴が大変です。
トイレは案外可能ですが入浴だけは難しい問題でした。
仕事と介護の両立について
私の場合、エンジニアのお仕事で機械部品の修理を主にしていてプログラマーとしても働いていました。
その為、会社を辞め独立してフリーランスで働くことについてはそれほど難しくはなかったです。
問題は介護を両立させる場合問題がありまして、私の祖母は認知症でして、室内で迷子になることはないんですが、まれに目を離した際、どこかに行ってしまうことがありました。
その際、警察の方や地元の方に保護され自宅まで帰ってくるのですが道が分からなくなってしまうんです。
その為、かなり昔の情報で道を覚えているため、帰り道が分からなくなってしまうのだとお医者様から言われたことがあります。
ですので、祖母を見張りながらお仕事をするということになるんですが、宅急便などが来たり地元の人が来た際、目を離すといなくなってしまうことがあります。
多分ですが勝手口がありましてそこから外出をしているのだと思います。
勝手口については閉じてしまうと業者さんが修理した部品を受け取る際不便が生じるため、どうしても開けているんで祖母が徘徊しやすい環境なのだと思います。
鍵を掛ければそれでいいのですが残念なことに鍵はオートロックみたいな扉ではなく、何回も回転させ開けるタイプですので業者さんをお待たせしてしまう必要があり、扉も引き戸以外難しいとのことで交換できないのです。
やはり、徘徊をする癖がある場合、ちょっとでも網戸ですとかが開いているとそこから外に出てしまうのが問題です。
だんだんとひどくなる認知症との闘い
これが最も介護をしているときにつらいことでして、祖母ですが、孫である私が認識できなくなり、亡くなった祖母の旦那だった私のおじいさんと私の認識があやふやになり、私のことが分からなくなったりすることが一番つらいことです。
祖母を傷つけないためには亡くなったおじいさんを私が演じる必要もあり、また祖母はお風呂に入ることも難しいのですが、やはり入浴の介護ということにも抵抗があります。
多分、亡くなったお爺さんだと思っていたのであれば恥ずかしいと感じているのでしょう。
ただ、祖母は自分が衰えてしまっていることは認識していまして、そのことがつらかったのだと現在でも私は感じています。
それでも、介護は続けないといけない
それでも介護を続けなければならない理由ですが、一つは家族だからであるということと、もう一つは実は私はお爺さんを家族皆で話し合い、老人介護施設に預けたことがありました。
その際、認知症がひどくなり、自宅で過ごすと認知症がましになったことがあり、祖母もマシになるのでは、ひょっとしたら祖母を施設に入れると認知症がひどくなるのではと思い施設に入れなかったのです。
まとめ
どうしても介護というものは大変で、精神的に来るものとしては、認知能力が衰えていき、現在を生きる人とかこの人が認知できなくなることです。
その為、亡くなった方を演じたりしないといけないなど大変なことが多いです。
問題は、どのようにして祖母に負担を掛けない様にするかを考えないといけないため、一人で介護をするにはまず不可能です。
地元の人の協力ですとか家族の協力がないとまず、介護はいずれどこかで躓いてしまいます。
私の場合、お爺さんの介護とおばあさんの介護の経験がありましてなおそのように感じました。
皆さんも入浴とか徘徊をしてしまうですとかで大変でしょうけれど、結局は最後は家族で面倒を見ないといけない状況が来ます。
その時、面と向かい介護が必要な人と向かい合うことができるかどうかにかかっています。