親の介護と育児の時期が重なってしまうと、精神的に辛くなってしまいます。
介護がいつまで続くのだろうと、先の見えないトンネルに入ってしまったように感じるでしょう。
育児だけでも初めてのことでわからないことも多くあり、できれば両親に助けてもらいたいと思ってしまいます。親の介護には、お金もかかってしまいます。
子供の教育費を貯めないとと思っていても、思うようにはいきません。
施設に入所するにも、月に15万円以上は必要になってきます。
施設に入れるのを断念すると、介護を全て自分でやることになり自分の負担になってしまいます。
病院への送り迎えも、思った以上に時間がかかり一日がその用事で終わってしまうこともあります。
小さな子供を連れての病院は、人一倍気を使います。
待ち時間も長く、小さな子供はすぐに飽きてしまい暴れてしまうと自分もイライラして子供にあたってしまうという悪循環になっていきます。
自分の用事など入れることもできず、何のために生きているんだろうと悲観的な考えになってしまいます。
不安な気持ちを一人で抱え込まないことが大事です。
やらなければならないことが多すぎてしまい、自分の負担だけが増えていきます。
旦那は、何もしてくれずなぜ自分だけがこんなに苦労をするのだろうと感じるはずです。
親の介護も育児も、全てを完璧にやろうとしないことです。
今できることを、順番にやっていけば良いのです。
そして、誰かに聞いてもらうということも大事です。
心の支えになってくれる、親の介護をしている仲間を見つけることです。
大変な時は、周りの助け借りながら乗り切るようにしましょう。
経済面でもかなり、大変な時期です。
お金がかかるから働きたいと思っても、子供も預けて親も施設に入所となると相当な収入がないと赤字になってしまいます。
無理をして働こうとしないで、子供がもう少し大きく成長するまで待ってみるようにしましょう。
何を優先したら良いのかわからなくなってしまうこともありますが、一呼吸をして親の介護と向き合っていき育児も楽しんでいくことです。
子供はいつの間にか成長して、自分の元から離れていってしまいます。
大事な時期に、思い切り子供と向き合えなかったと後悔することのないように子供と過ごす時間を大事にすることです。
ダブルケアで、親も子供も目が離せないという状況になることもあります。
自分が大変な時は、我慢をしないでデイサービスを利用したり自分が息抜きをできる時間を作るようにしましょう。
子供と思い切り遊ぶこともでき、リフレッシュすることができます。
子供は日々成長をしていて、お母さんが忙しそうにしていると話したいことがあっても言い出せないことがあります。
完璧なお母さんになろうとせず、子供と共に成長しようと気楽に考えて接していくのが良いでしょう。
親の介護と育児を両立させるコツは、心に余裕を持たせることです。
同じ悩みを持つ人と共有しながら、心にストレスを溜めないようにしましょう。