私は過去にですが、介護施設に出向き実習をした事があります。
そのときの体験談を交えつつ、私の友人(男性)は親御さんの介護している方がおりますので、主にその体験談と私の本音を書いていきたいと思います。
もちろんですが、友人(男性)には許可を取りました。
介護ってどういうことをするの?
一口に「介護」と言ってもピンとくる人はかなり少ないと思います。
少し簡単に「介護」について書いていきたいと思います。
「介護」とは障害者や高齢者・病人の食事介助や入浴介助、排出介助をする事を「介護」といいます。
因みに自分は介護施設に実習へ行きましたが、食事介助も入浴介助、排出介助を手伝った事がありますが、「とても大変」でした・・・1週間の実習だったので耐えられましたが、あれが仕事ならば続かないと思いました。
よって介護施設で高齢者等の介助に当たるヘルパーさんやら職員さんには、頭が下がります。
昔は「親の面倒は息子やら親族が見て当たり前」という価値観があったようですが、核家族化と地方都市の都会化、人口減少やら経済状況から、現代では「社会全体で介護をしていって面倒みてもいいのではないか?」という価値観が生まれつつあるようです。
こうなってくるとかなり「介護」をしている人の負担が減りますよね。
身体的にも経済的にもです。
もちろんですが、メンタル面での負担軽減が大きいと思います。
私の友人(男性)の介護体験談と僕の本音
ここからですが、私の友人(男性)の介護体験談(現在進行形)と、私の本音を書いていきたいと思います。
私の友人(男性)は55歳の男性です。
私は29歳なのですが、年齢差を感じさせないほどにウマが合い、とても仲良く友達付き合いをしております。
もう友達になって10年ほど経ちます。
最近友人が浮かない顔をしておりましたので、「どうしたんすか?何かあったんですか?何か元気ないですよ」というと、「うん・・・実はな」という事から始まりました。
お父様はお亡くなりになっていたようですが、お母様がお父様の死によるショックにより、メンタルを病んでしまったようなのです。
そして、年齢的にも後期高齢者なので認知症等にもなってしまったようなのです。
友人は「俺なんて金ないからさ・・・介護施設にも預ける事も出来ないんだよ」と言っておりました。
介護による疲労困憊が出ておりました・・・とても友人がやるせなかったです。
現にずっと家のベッドで面倒を見ておりました・・・僕が家にお見舞いに行った時、すでに僕の事なんて分からない感じのお母様を見た時に、とても悲しかったです。
5年ほど前は「あら^^●●君。いらっしゃい!」なんて言ってくれていたのですから。
私は友人に「介護保険」やら「介護施設」・「高齢障害課へ行き手当を貰える」旨を伝えると友人はとても有難そうにしておりました。
友人が「●●君。何で君そんなに詳しいんだ?」というので、「実は前に介護施設に1週間実習しに行ったことがあるんです。そこで得た知識です。」という事を伝えると、友人は「なるほどなぁ!いや。ありがとう。希望が見えた」と言ってくれました。
後日、私が友人に付き添い障害高齢化へ相談したところ、友人の収入から照らし合わせると、「金銭的負担は若干増えますが、かなりお安く老人ホームへ入所させる事ができますし、手当も出すことができます。ご安心ください!」と職員さんが仰ってくださいました。
その後、お母様に友人と私が相談したところ、「ありがとう。入る入る。迷惑かけたくない。自分も訳がわからない」と言っており、後日老人ホームへ入る事ができました。
私の本音としては、もう少し早く教えてあげたかったし、社会全体で福祉関連に対してお金を使うべきですし、もっと相談体制を確立していかなくちゃいけないと思いました。
因みに友人は、毎日老人ホームへ行き、職員さんと一緒に介護を手伝ったりしております。
後々にその施設で働くかもしれないと言っておりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これが私の体験談と友人(男性)の体験談となります。
やはりこれからの時代は「介護」というのは、多くなっていく事でしょうし、上記にも書きましたが、もう少し福祉関連にお金を配る事が必要だと思います。
そして、相談体制の確立が欲しいと思います。
役場勤めの方には申し訳ないのですが、土日祝日でも「障害高齢課」は稼働させるべきだと思います。
それほどまでに「介護」という問題と現場はひっ迫しているのです!
今現時点で「介護疲れ」や「介護で悩んでいる」人は、役場の「障害高齢課」へ行く事をオススメします。
絶対に役場は、何か力にはなってくれるはずです。
そして、私の本音としては、もっと福祉施設と連携をする事がとても大切だと思うのです!
そうでもしないと、「介護疲れ」で倒れたり死んだり、果ては事件になる可能性だってのあるのです。
その辺をもう少しでいいので、国のお偉方は考えて欲しいと思います。
六本木へ行ってスナックやキャバクラで何百万円のお金を使う暇があるのならば、考えて欲しいと切に願います。
長文&生意気な意見を失礼致しました。
これが私の本音と友人(男性)の体験談となります。