認知症でほとんど動かないという状態も要注意

親が高齢になり、少し生活をするのが不自由になることもあります。

 

また、認知症の症状がでてしまうこともあります。

 

このような状況になってくると、介護の必要がでてきてしまうため、親の様子がおかしいと違和感を感じた場合にはできるだけ早く医療機関で診察を受けさせることも大切です。

 

また、認知症では攻撃的な言動、行動をすることがあり、物忘れが激しくなったり、時には感情的になることもあります。

 

言葉も今までではしないような強い言葉を発することもあり、また、行動においても徘徊をする場合があります。

 

また、逆に無気力な状態になり、徘徊などをせずにほとんど動かないという状態になることもあります。

 

何か行動をすることが、億劫な状態になり、気力もなかなかでない状態、食事においても食べる気力がないといった状態になることも考えられます。

 

介護する側からすると、外を徘徊されると、探すのが大変であったり、もし事故にでもあったらと不安になるものです。

 

そのため、あまり行動をしない動かない状態ならば、逆にちょっと安心してしまう方もいるでしょう。

 

しかし、動かないということは、体力的にはかなり衰えていくということでもあります。

 

体を少しでも動かしていればそれなりに筋肉を使うため、運動をすることにもなりますが、ほとんど動かない状態が続いてしまうとどんどん気力、体力などが失われていってしまう可能性もあります。

 

また、高齢であるならば、体を動かさないことで、筋力の低下などは著しいものがあるでしょう。

 

そのようなことにならないためにも、認知症の症状にもよりますが、ある程度体を動かすようにサポートしてあげたり、いろいろと対策を考えることも大切です。

 

また、医師にも相談し、どのように介護をしたらいいのか、症状によってどう対処したらいいのか、いろいろとアドバイスしてもらうというのも有効な手段です。

 

良かれと思ってサポートしても、かえって状態を悪化させてしまう可能性もあります。

 

せっかく、自分の親のためにいろいろと介護をしているのに、実は本人のためになっていなければ、あまり意味をなさず、無駄にこちらの気力、体力を奪うだけになる可能性もあります。

 

認知症の状態は、さまざまな症状や予測もしない行動を本人が起こすこともあり、臨機応変に対応する必要もでてきます。

 

ですが、過度にサポートしてしまうと、今度は本人の気力を奪う結果になり、余計に動く気力がなくなることも考えられます。

 

ある程度サポートは必要ですが、自分で対処しきれないような事態、また、どのように介護をすればいいのかわからない場合には、医師に相談してみるということは重要です。

 

また、認知症の悪化により自分では対応しきれない場合などは、身内にもサポートをお願いする、またはホームヘルパーなども利用して、うまく状況をみながら対応していくことも大切です。

 

 

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