いつまでも親には元気でいてもらいたいものですが、高齢になってくればいつまでも自分のことを自分で出来るとは限りません。
昨日まで元気だった人でも、自転車で転倒したり、階段から落下したりするようなことがあれば、骨折をしてしまうこともあります。
高齢になってから骨折をすると、そのまま寝たきりになるようなこともありますので、介護が必要になる場合もあるのです。
出来るだけ無理をしない生活をするようにして、元気でいてもらわなくてはなりませんが、そうなった時には介護をしてあげるようにしなくてはなりません。
親の介護をするのは子の役割ともいえますが、一人に任せきりにするのではなく、兄弟がいるのであれば、みんなで協力をして行うようにしなくてはなりません。
兄弟で協力をすることによって、一人に大きな負担がかかることなくこなしていくことが出来るようになりますので、みんなで協力をしあうようにしていきましょう。
しかしみんなが協力的であればいいですが、簡単にはいかない場合もあります。
兄妹の場合、女性である妹に負担がかかりやすくなります。
兄が現役で働いている場合には、介護にかかわりにくくなりますので、兄に協力をしてもらうのは難しくなりますが兄嫁はどうでしょうか。
兄嫁が働いていなくて手があいているのであれば、妹の立場としては協力をしてもらいたいところです。
しかし自分の親の介護であれば進んでしてくれるような人であったとしても、義親の介護となると協力をしてくれない可能性もあります。
協力をしてほしいといってもいい反応を見せてくれないのであれば、半々で負担をするのはあきらめたほうがいいでしょう。
半々でお願いをすると嫌がられてしまい、一切介護に協力をしてもらえない可能性が出てきます。
それではあまりにも負担が大きすぎますので、半々でお願いするのはあきらめたほうがいいでしょう。
せめて一週間に一度でもお願いをするようにして、負担を少なくした提案の仕方をすれば受け入れてくれる可能性がありますので、ある程度負担を減らしてお願いをしてみることです。
自分のほうが負担が少ないということがわかれば、納得して協力をしてくれる可能性もありますし、もう少し負担を増やしてくれてもいいと言われることもあるかもしれません。
最初からあまり期待をし過ぎていると、期待に応えてもらえなかった時がしんどくなりますので、期待しすぎないようにしましょう。
そしてその他を自分で抱え込もうとするとしんどくなってしまいますので、デイサービスなどを利用しながら無理のない範囲で行っていくようにしなくてはなりません。
あまりにも負担が多くなると、頑張り過ぎたことによって介護をされる側ではなく、介護をする方が体調を壊すことになります。