そんなBさんに九州の妹さんからお父さんの様子がおかしいと連絡がありました。
妹さんは、お父さんの様子を見るために月に1回実家へ通っていましたが、最近、ごみが捨てられておらず部屋にそのままになっていることも多くあり、病院から出ている薬もきちんと飲めていないのが気になっていました。
そんなある日、お父さんの隣人から妹さんに電話があり、日中、夜間を問わず頻繁に外出し、家に帰れなくなり保護されたとのことでした。
Bさんは急いで帰省し、お父さんを連れて病院を受診するとアルツハイマー型認知症の初期という診断を受けました。
このまま、お父さんだけで一人暮らしを続けるのは心配です。
お母さんは4年前に他界していますし、妹さんも実家まで車で1時間以上かかります。
それに、妹さんには高校生の息子が二人いるのとパートで仕事をしているので、そう頻繁にお父さんの世話ができる状態ではありません。
かといって、お父さんを東京に連れていくといっても、団地暮らしのBさんの家にはお父さんが住むための部屋の余裕はありませんし、奥さんも共働きなので見守りをすることもできません。
プロの専門相談員に最適な介護施設を探してもらう
そこで、Bさんは妹さんと相談し、お父さんに介護施設に入居してもらうことにしました。
しかし、Bさんにも妹さんにも介護に関する専門知識はなく、介護施設を探すにはどうしたらいいのかわかりません。
Bさんはインターネットでいろいろと調べていく中で、プロの専門相談員が介護施設探しを無料でサポートしてくれるサービスを見つけたのです。
電話やメールで細かいところまで条件の打ち合わせが出来たことで、お願いしてから約3ヵ月で安心してお父さんを任せられる施設に入居することができたのです。