介護は突然やってくる!いざという時のための介護の心得

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親の介護なんてまだまだ先のこと・・・と思っていても、脳梗塞で倒れた、骨折して入院したら歩くのが困難になった、など、介護が必要になる時は突然やってくるものです。

 

そのような時に慌てずに安心して介護生活を始められるように、元気なうちから介護に関する知識を身につけておきましょう。

 

いつ介護が必要になるのかわからないから、元気なうちから介護保険の申請をしておきたい、と市役所の窓口を訪れる方がよくいらっしゃいます。

 

しかし、介護保険は、元気な時には申請ができません。

 

何かしら生活に困ったことがある方しか申請できないのです。

 

この点を、必ず覚えていてください。

 

では、困ったことが出てきてから申請したのではサービスを使えるのはずいぶん先になってしまうのではないか?

 

それまでの期間はどうしたらいいのか?という疑問を持つ方も多いと思いますが、その点は心配ありません。

 

介護保険のサービスは申請した日から利用することができます。

 

要介護度の決定には主治医の意見書や認定調査等、いくつか踏まなければならない手順があり、はやくても2週間以上はかかるのが通常です。

 

しかし、その結果を待たずにサービスを利用することは可能なのです。

 

ですから、介護保険の申請は、入院中であれば退院日のめどが立ったあたりで行えば退院後の生活までには十分間に合うということです。

 

そうは言っても今後のことが漠然と不安、という方は、地域包括支援センターを訪れてみることをお勧めします。

 

地域包括支援センターは、中学校区に1つ設置されている機関で、高齢者福祉の全般的な相談に乗ってくれる窓口です。

 

自分の住んでいる地域にどのような福祉サービスがあるのか、申請の窓口はどこか、地域包括支援センターに行けば全て教えてもらうことができます。

 

また、地域包括支援センターや、市町村の高齢福祉課などでは、地域の会合に出向いてそのような講座を開いている場合も多くあります。

 

そのような集まりに一度顔を出してみるのもよい方法です。

 

 

親の介護が必要になった時には相談を

 

 

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