【注意】在宅介護をする際に気をつけたい6つのポイント

自宅での介護、それは介護する側としてもされる側としても良い場合も多々あります。

 

しかし、どんな場合であっても良い結果となるかと言ったらそうではありません。

 

まずは、在宅介護を行う上での気を付けたい6つのポイントを知って、その点に注意しながら介護を行いましょう。

 

①費用について理解すると言う事です。

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一言で介護と言っても、その人の状態によってどのような内容になるかが変わってきます。

 

勿論自分でも色々とできてある程度の介助だけでも良いのであれば、それ程費用が必要とならない場合も少なくありません。

 

しかし重度の場合は様々な物を用意する必要があり、時には大きな負担となる場合もあります。

 

費用が高額になると必要なケアが出来なくなってしまうと言う事もあるので、予めしっかりと費用について調べて理解しておきましょう。

 

②行政のサービスを利用すると言う事です。

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費用の面の負担を出来るだけ軽減したいのであれば、行政にどのようなサービスが展開されているかを調べてみましょう。

 

時には在宅介護の費用が軽減される様なサービスが展開されている場合があります。

 

ただそのサービス自体はどのような人でも利用する事が出来る訳ではなく、利用条件が定められている場合も少なくありません。

 

実際に申請したら利用対象ではなかったと言う事になると、その分時間をロスしてしまう事になります。

 

出来るだけ事前にどういう人が対象となるかを調べておくと良いでしょう。

 

③介護疲れに気を付けると言う事です。

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介護と言うのは思っているよりも大変な場合も少なくありません。

 

その為、最初はやる気になっていても次第に疲れてしまい、介護している側の体力、精神力がぐっと減ってしまう事もあります。

 

介護は短期間で終わる物ではないので、介護疲れには充分気を付けましょう。

 

④一人で背負いこまないと言う事です。

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介護と言うとどうしても家族の中で一人が対応するイメージがあるかもしれませんが、実際には家族全員で対応する必要があります。

 

一人にだけ負担を掛けてしまうのは良くありません。

 

また情報は共有しておき、いつ何時に何かあったとしても家族のだれかが対応する事が出来る様にしておく事はとても重要です。

 

介護と言うと仕事をしている人は対応しないで専業主婦が対応すると言う様なイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、実際にはそうではありません。

 

一人で全てを行おうとせずに、困った時は周りに助けを求める、また助けを求められた場合はしっかりとサポートをする、これが重要です。

 

⑤手を抜く事が出来る所では手を抜くと言う事です。

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真面目な人ほど、在宅介護と言う言葉に縛られてしまい、自分で全てを行わなければいけない、自宅で全てを行わなければいけないと思ってしまいがちです。

 

しかし実際にはそんな必要はなく、例えば食事などは食事を提供するサービスを展開している業者も存在しています。

 

勿論味付けは様々で、減塩を心掛けている食事の提供も行われているので高血圧などが心配と言う人でも充分利用する事が出来ます。

 

さらに、自宅で食事を作る時に比べるとはるかに数多くの食材を使って調理してもらう事が出来るので、栄養面等についての心配もあまりありません。

 

また介護される側だけでなくご自身の料理も注文する事は可能です。

 

⑥在宅と言う事にこだわらないと言う事です。

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在宅介護をすると決めると、かたくなにそれを守って行こうとする人もいます。

 

確かにそれは素晴らしい事で、自宅で全てを対応する事が出来ればそれに越したことは有りません。

 

特に介護される側がそれを望んでいる場合、満足の行く結果となるでしょう。

 

しかしすべてを自宅でと考えていると、設備などの点から言ってどうしても足りないところを感じてしまう場合もあります。

 

また抑々自宅にずっといる状態になると、刺激を感じる事が少なくなってしまう為にあまり良くない場合も少なくありません。

 

そんな時は介護施設もうまく利用してみてはいかがでしょうか。

 

ずっとそこで過ごすのではなく、デイケア、デイサービスを利用するだけでも充分リフレッシュする事が出来ます。

 

在宅介護と言うのは、基本的にそれを行う人に対して大きな負担を強いる事になります。

 

また、どこがゴールかという事も分からず、何年続くかも分かりません。

 

延々と続くと言う事を考えると、介護疲れを引き起こしてしまうのはあまり良い事ではないと言えます。

 

出来るだけ快適に介護をすると言う点から考えると、介護する側のリフレッシュもとても必要な事になります。

 

献身的に対応すればどんな状態でも良いかと言ったら決してそうではありません。

 

介護する側もされる側も、適度に負担を軽減する事がとても重要になって行きます。

 

それが在宅介護をする上で理解しておくべき事であり、介護疲れによって体調を崩してしまわないようにする為にも最低限知っておくべきことだと言えます。

 

親の介護疲れにならないための工夫

 

 

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