有料老人ホームに家族を入居させたいと考えているのであれば、必ず見学に行ってから入居するかを決めなくてはなりません。
パンフレットだけを確認した場合、実際の老人ホームの雰囲気を確認する事が出来ませんので、入居した後に辛い生活が待っている可能性があります。
本人が辛い思いをしながら暮らすのは家族としても心苦しい思いになってしまいますので、必ず見学をさせてもらうようにしましょう。
見学をする時には、事前に申し込みをしてから見学をするところが多い為、まずは電話などで確認をしてからにすることです。
見学の際にはスタッフの勤務態度や、入所者がどのような表情をしているのかをみなくてはなりません。
スタッフが生き生きと働いているのか、入所者同士がいい雰囲気で過ごしているのかを見てみると参考になります。
見学をした時には、色々と質問したい事を聞いておいた方がいいですので、確認しておきたい事は全て聞くようにしましょう。
質問をしておいた方がいいのは、面会はどのように行えばいいのかを聞いてみることです。
家族が面会に行きたいと思った時には、いつでも行くことが出来るのか、友人などが面会を希望する場合にはどうすればいいのかも聞いてみることです。
有料老人ホームに一人で入居した時に、周囲の入居者と仲良くしていく事が出来ればいいですが、最初の頃はいきなり友人が出来るわけではありません。
1人で不安な日々を過ごすことになってもいけませんので、出来るだけ面会に行きたいと思っているのであれば、どのくらいの頻度で行くことが出来るのかも知っておく事です。
面会の時間や頻度がわかっていれば、入居する本人の不安も和らげることが出来ますので、寂しい思いを少しでも減らすことが出来ます。
家族と会うことによって、寂しさが逆に募るようであれば徐々に会う頻度を減らすようにしていく工夫も必要になります。
スタッフと連携を取りながら、実際の様子を教えてもらえるのかも確認しておきたい部分です。
入居してからの様子を教えてもらえないのであれば、家族としても不安になりますので、スタッフが新設かどうかは重要です。
本人の様子を詳しく観察してくれていない場合、本当にしっかりお世話をしてくれているのかがわかりませんので、快適な生活がおくれるとは限りません。
有料老人ホームで過ごすとなると、スタッフが家族のような接し方を本人にしてくれなくてはいけません。
悩み事を話しやすい雰囲気があるのか、困った時には助けてくれるのかは重要です。
体が思うように動かせない人が入居する場合には、特に困ったことが起きやすくなる為、スタッフの気配り度合いが必要になっていきます。
しかしスタッフがいくら親切だったとしても、スタッフの数が足りていなければ思うような仕事が出来るとは限りません。
スタッフが日々の仕事に追われているようであれば、余裕がなくなっているはずですので、余裕をもって接してくれる老人ホームを探しましょう。