私が介護をしているのは、私の祖母です。
私の祖母は85歳になりました。
そのため、いつ何があるのかわからないので私が時々行くようにしています。
祖母は、だいたい自分の食事のことについては料理をして食べることができています。そのことから全面的に介護が必要な状況ではありません。
この状態でどんなことに気を付けて介護をしているのかご紹介します。
時々、本当にこれでいいのかと思うこともありますが祖母の気持ちを優先させてサポートしています。
食事の買い出し
食事については、スーパーへ自転車で買い出しに行くことができていました。
ところが最近は、ちょっと慎重になっています。それはなんといっても、骨折をしてしまったからです。
それは自転車で行っていて、転倒をしてしまったのです。その後、3ヶ月も入院をすることになりました。
その後に寝たきりになるかも知れないと心配していたのです。
特に心配していたのは祖母自身です。
人に迷惑をかけることが嫌なので、そのことで私たちに迷惑をかけることを心配していました。
そのため、入院後もしっかりとリハビリを頑張り、その結果で退院をすることができました。
祖母の年齢で、それだけ早期に回復できたのですごいと思っています。
通常だったら、そのまま寝たきりになることもあるのです。
そのようにならなかったのは、祖母の気持ちがあったからだと思っています。
そしてその退院後に、祖母の食事の買い出しを私がすることにしました。
そしてその内容は、祖母がほしいものをかいてもらい、それを買うことにしています。
料理をすることはできるので、そこは手出しをしていません。
趣味を生かす
祖母は、カラオケが大好きです。
自宅でも、時々自分でカラオケをしているようです。
しかし一人で歌っても、少し味気ないこともありますね。
そのため、私の子供が県外から来た時には一緒にカラオケにいくことにしています。
すると、とても喜んでいます。
趣味を認めて、それに付き合ってあげることも大切ですね。
具合を毎日電話で確認
毎日行くことがむつかしいので、だいたい1週間に一回ぐらい行くことにしています。
そしてそのほかの時でも、やっぱり一人でいることについて心配なのです。
そのため、毎日電話をして具合について確認することにしています。
以前に一回、電話に出ないことがあったので心配になり行ったことがありました。
そのときは、ゴミだしをしていたということで安心したことでした。
近所の人にも協力を得る
祖母が一人ぐらしをしていることを、近所の人たちも知っています。そして時々、声をかけてくれているようです。
そのことは、とてもありがたいことですね。
骨折をした時も、近所の人が私の携帯電話に知らせてくれてわかったのです。
そんな風に、近所の人の力はとても大きいです。
助け合って生きているという、そんな気持ちを持っています。
祖母の気持ちを尊重する
祖母は、自分でできる時は一人で暮らしたいという気持ちを持っています。
そのことは、とても大切なことですね。その気持ちを無視することはできません。
祖母がそのように思っている間は、その気持ちを尊重することが重要と考えるようになりました。
近所の人がとても心配をしだす、祖母の家に行った時に認知症が見られる等がわかった時には対処しようと思っています。
祖母は、今のところは認知症にはなっていません。
しかしこの先は、なることを想定しています。
そのことをイメージしておくのは、とても大切なことです。
家族としても、祖母の変化があることが辛いのです。
しかしそのことを受け止めて、そうなった時には家族で話し合いどうすればいいのか、決断をしようと思っています。